鉄欠乏性貧血には内服薬での治療とバランスの取れた食事を徹底しよう

鉄欠乏性貧血の治療薬

・ひどい鉄欠乏性貧血はお薬で治療を

貧血の中でも私たちがもっとも陥りやすいとされているのが、食生活や生活リズムの乱れ、過度なダイエットなどによって体内の鉄分が不足することで起こる「鉄欠乏性貧血」です。どうしても外食や飲み会などで私たちの食生活は乱れてしまいがち。規則正しい食事や生活を毎日きちんと続けることは、なかなか難しいものですよね。自力で貧血を改善するぞ!と言っても、なかなか簡単にはいかないかもしれません。また、貧血が重度になると食事や生活を整えるだけでは改善しませんので、その時は医師の指示のもと、処方された薬での治療を行うことになります。

治療方法として一般的なのが、鉄分が主成分の錠剤か、シロップで体に不足した鉄分を補うというものです。中には注射で鉄分を投与するケースもありますが、普通は内服薬による治療がほとんどでしょう。
服薬治療を開始して2~3週間ほどでヘモグロビンの濃度は上昇しますが、一時的に回復したからといって治療を中断するとすぐに再発してしまいます。少なくとも数ヶ月は血液検査で都度確認しながら継続していくことになるでしょう。

また、内服治療をしているからといってジャンクフードやスナック菓子ばかり食べていたり、不規則な生活を改めなければなかなか思うように貧血も改善しませんし、一度治ってもそういった面で気をつけないでいるといずれまた貧血は再発してしまいます。
もしも自分が貧血だと診断されたなら、しっかり自分自身の生活や食事内容を見直し、改めるべきは改めるよう努力しましょう。特に食事内容に気をつけることは貧血改善には欠かせない大きなポイントとなりますので、出来るだけ鉄分の多いものを食事に取り入れるように心がけてください。また、鉄分はビタミンCとの併用で吸収率がアップしますから、そうした部分も考慮するといいですね。
ちなみに、お茶やコーヒーに含まれている「タンニン」は鉄分の吸収を妨げる働きをしますので、もし薬による貧血の治療をしている場合は出来るだけ控えるようにしてください。どうしてもお茶やコーヒーが飲みたい場合は、食後は避けたほうがいいかもしれません。せっかく補った鉄分がうまく吸収されなくなってしまいますからね。

・まとめ

鉄欠乏性貧血が重症化した場合、多くは錠剤やシロップによる内服治療で不足している鉄分を補う治療を行います。この治療は回復したからといってすぐ中断すると再発してしまいますので、数ヶ月間は続けていきましょう。また、同時に自身の食事内容や生活リズムを見直し、改善するように努力することも大切です。出来るだけ鉄分の多い食べ物を摂取するように心がけ、さらにビタミンCも併せて摂取することで鉄分の吸収率を高めてくれますので上手に食事に取り入れてみてください。
こうしたことをきちんと頭に入れ、改めるべきは改め、出来るだけ規則正しい生活の中でしっかり貧血を治療していきましょう。

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